先週もレッスンを行い、とても楽しい時間になりました。今回は、その中で印象に残った生徒さんのお話を共有いたします。
練習熱心な生徒さんの背景
私の教室には練習熱心な方が多く、忙しくて教室の時間しか練習できない方もいれば、毎日地道に取り組む方もいらっしゃいます。今回ご紹介するのは、特に熱心に練習を続け、上達がとても早い生徒さんです。ある曲に約6か月取り組み、人前で演奏しても十分に伝わる仕上がりになってきました。
通常の練習だけでは伸びにくくなる段階
一方で、通常の練習だけでは伸びにくい段階に差しかかり、必要になってきたのが基礎力の底上げでした。具体的には、右手の独立と、音量コントロール・音色コントロールです。
課題の焦点:右手の独立とコントロール
- 右手の独立(i・m・a:人差し指・中指・薬指)をそれぞれ滑らかに動かすこと
- 音量コントロール:どれだけ深く弾弦するかを意図的に変えること
- 音色コントロール:どの角度で弦に当てるか、接触時間をどう扱うか
これらは繊細な操作であり、曲練習だけでは身につきにくい領域です。
生徒さんへのメッセージと評価
課題をお伝えすると、生徒さんは「すごく高度で難しいですね」とおっしゃいました。たしかに簡単ではありません。ただ、ここまで一人で努力を重ねてこられたこと自体が素晴らしく、その積み重ねが今の実力につながっています。私は、その頑張りを誇りに思っていただきたいとお伝えしました。
基礎ドリルに挑戦する意味
基礎ドリルのプリントもお渡ししましたが、最初は「難しくてできません」とのことでした。むしろそれで大丈夫です。苦手だからこそ、そのプリントをお渡ししています。できる内容なら渡す必要はありません。できないことに挑戦し続けることが、次の上達への扉になります。
「できない」が当たり前という考え方
指摘はときに「その人にとって一番苦手なところ」を突くため、抵抗を感じることもあると思います。ですが、できないのは当たり前で、まだやっていないからできないだけです。これからも苦手に正面から向き合い、少しずつできることを増やしていきましょう。
まとめ
- 最初にできないドリルこそ伸びしろです。段階的に取り組めば必ず変わります。
- 不安やつまずきはレッスンで一緒に調整いたします。遠慮なくご相談ください。
体験レッスンのご案内
西新宿で個別レッスンを行っています。右手の基礎づくりから曲の仕上げまで、現在地に合わせてご提案いたします。お気軽にお問い合わせください。