本日のレッスンでは、日頃のレッスンのポイントを抜き出し、簡単にまとめています。今回取り上げるテーマは「プランティングと右手の弾く位置」です。
1. そもそもプランティングとは?
プランティングとは、弦を弾く前に指を弦の上にセットしておく技術のことです。主にクラシックギターや指弾きスタイルでよく使われます。
プランティングの利点
- タッチの安定:指を弦にあらかじめ置いておくことで、指のブレを軽減。
- 音の粒立ちが良くなる:ノイズを減らし、はっきりした音色を得やすい。
- リズムキープしやすい:指をセットする動作を意識することで、リズムを正確に刻みやすい。
2. プランティングが甘くなる原因と改善策
2-1. プランティングをやっているつもりになっている
原因
プランティングの甘さは、「弦に指を置くタイミング」と「弾くタイミング」の不一致から起こりやすいです。これがうまくつながっておらず、指を置かずに弾いてしまうことがあります。
改善策
メトロノームを使い、「弦に指を置く」→「弾く」をゆっくり練習してください。音が止まってしまっても構いません。慣れてきたら少しずつテンポを上げ、タイミングを意識し続けることが大切です。
プランティングができていない例
しっかりプランティングをしよう!
2-2. 指の動作が間違っている
原因
指の動作が間違っているとが、弦をしっかり押さえられずプランティングが安定しません。
指を動かす箇所はMP関節(いわゆる第三関節)からです。
第一関節、第二関節から弾くのはやめましょう。
「物をつかむ」際に使う関節です。おいでおいでなどをするとわかりやすいかと思います。
改善策
・もの掴む際に使う関節で弾く:実際になにかものをつかんでみましょう。この時に使う動作でギターを弾きます。
・指を反らせない:大きく反ったりしていないか要チェック。
・おいでおいでをしてみる:おいでおいでをしてみてください。この時に使う動作です。
第一関節から曲げてはいけません!
おいでおいで、の動作 このように関節は動かすこと
もしわからない場合は、下記の動画の動作で、どこから動かしていいかがわかります
2-3. 少し弦を押してみる
原因
触れるだけになってしまっている。触れるだけではなく、少し弦を押し下げてください。
改善策
・弦を押し下げる:プランティングですが、大切なのは触れるだけではありません。弦を押し下げることにより、よりはっきりとした音を出すことができます。またこの際、横や上に引っ張らないように気をつけましょう。
理想的な動かし方
横にも上にも引っ張らない


3. 右手の弾く位置が違う原因と修正方法
「右手、弾く位置違う」と指摘されるケースでは、音色や音量に影響が出ます。ブリッジ寄りかサウンドホール寄りかで、音が硬くなったり柔らかくなったりしますが、基本の位置を知ることが大切です。
3-1. 弦を弾くポイントのズレ
改善策
基本の弾く位置ですが、
アコギ:サウンドホールの真ん中
クラギ:ブリッジ寄りのモザイク箇所
上記になります。ここから曲によって爪の確度や、弾く位置で音色を調整してください。
ダメな位置


ここが理想

4.まとめ:小さな意識の積み重ねが大きな上達につながる
「プランティングが甘い」「右手の弾く位置が違う」と指摘されても、そこから改善していくことで大きく成長できます。
正しいフォームとタイミング、そして右手位置を意識した練習を重ねれば、演奏の安定感が増し、美しい音色を出せるようになるでしょう。ぜひ日々の練習の中で今回のポイントを試してみてください。