ギターの挫折率は?——経験者300人に聞いた「ギター学習の壁」実態調査 2026

SURVEY 2026

ギターの挫折率は?——経験者300人に聞いた「ギター学習の壁」実態調査 2026

「ギターは挫折率90%」という話を、聞いたことがあるかもしれません。海外発のこの数字は日本でもよく引用されますが、元をたどると出典がはっきりせず、日本のギター学習者を対象にした、集計表まで公開されている調査は見当たりませんでした。

ないのなら、測ることにしました。

西新宿ギター教室は、ギターを3ヶ月以上継続して練習した経験のある全国の男女300名を対象に、「ギター学習の壁 実態調査 2026」を実施しました。このページでは、見出しに使った数字だけでなく、全設問の集計表と調査の方法を、そのまま公開しています。引用・転載は、出典の明記と本ページへのリンク設置を条件に自由です(引用・転載について)。

  • 調査対象: ギターを3ヶ月以上継続して練習した経験のある全国の20〜60代 300名(現在も弾いている方113名・以前弾いていた方187名)
  • 調査期間: 2026年8月3日〜8月4日/調査方法: セルフ型アンケートツール「Freeasy」を利用したインターネット調査

Data 01挫折率

ギターの挫折率——「90%」言説と、この調査でわかったこと

本調査では、「ギターの練習で挫折・中断した経験」を聞きました。結果は次のとおりです。

ギターの挫折・中断の経験(Q8・単一回答・n=300) 挫折・中断を経験した方は合計77.7%。内訳は「挫折して、やめた」33.3%、「中断したが、再開した」25.0%、「挫折しかけたが、続けた」19.3%。「挫折・中断したことはない」は22.3%。出典は西新宿ギター教室「ギター学習の壁 実態調査 2026」n=300。 ギターの挫折・中断の経験(Q8・単一回答・n=300) 挫折・中断を経験した方77.7% 33.3% 25.0% 19.3% 22.3% 挫折して、やめた 33.3% 中断したが、再開した 25.0% 挫折しかけたが、続けた 19.3% 挫折・中断したことはない 22.3% 西新宿ギター教室「ギター学習の壁 実態調査 2026」n=300

図1 数値一覧:表11

挫折・中断を経験した方は、あわせて77.7%でした。 うち「挫折して、やめた」は33.3%、「中断したが、再開した」は25.0%、「挫折しかけたが、続けた」は19.3%です。調査結果について、前提を以下に記します。

  • 本調査の対象は「3ヶ月以上続けた経験のある人」です。 始めてすぐにやめた方は含まれていません。つまりこの数字は「3ヶ月続いた人でも、その後これだけの割合が挫折や中断を経験する」という意味です。
  • よく知られる「初心者の90%が1年以内にやめる」という言説とは、対象も定義も異なります。本調査の数字と直接比較することはできませんし、このページでもしません。
  • 「挫折率」という言葉に一つの定義はありません。本調査では上の4択の回答分布をそのまま示すことを、数字の出し方としています。

言い換えると、この調査でわかるのは「やめる人が多いか少ないか」ではなく、3ヶ月続いた人が、その先のどこでつまずくのかです。それが次の調査結果です。

Data 02ギター上達の最大の壁

ギター上達の最大の壁

「あなた自身にとって、ギター上達の最大の壁だと感じるもの」を1つ選んでいただきました。全順位を掲載します。

ギター上達の最大の壁(Q1・単一回答・n=300) 1位はコードを押さえる・指の動き32.7%、2位は練習時間の確保13.0%、3位はモチベーションの維持11.7%、4位は特に壁は感じない9.3%、5位は何を練習すればいいかわからない8.3%、6位は楽譜(五線譜)が読めない7.7%、7位は同率で音楽理論がわからない5.7%と耳コピ・音感5.7%、9位はリズム感4.7%、10位はその他1.3%。出典は西新宿ギター教室「ギター学習の壁 実態調査 2026」n=300。 ギター上達の最大の壁(Q1・単一回答・n=300) 1.コードを押さえる・指の動き 32.7% 2.練習時間の確保 13.0% 3.モチベーションの維持 11.7% 4.特に壁は感じない 9.3% 5.何を練習すればいいかわからない 8.3% 6.楽譜(五線譜)が読めない 7.7% 7.音楽理論がわからない 5.7% 7.耳コピ・音感 5.7% 9.リズム感 4.7% 10.その他 1.3% 西新宿ギター教室「ギター学習の壁 実態調査 2026」n=300

図2 数値一覧:表4

Data 03譜読みの意欲

読みたいのに、読めていない人が半数

上の結果では、「楽譜(五線譜)が読めない」は6位でした。最大の壁として挙げる方は、多くありません。では、読めるようになりたいと思っている方は、どれくらいいるのでしょうか。

譜読み(五線譜を読む練習)への取り組み(Q5・単一回答・n=300) 「取り組んで、読めるようになった」29.0%、「現在取り組んでいる」17.3%、「取り組んだが、挫折した」17.7%、「必要は感じるが、始めていない」15.3%、「取り組んだことはなく、必要も感じない」20.7%。中央の3つを合わせた「必要を感じながら、まだ読めていない」方は50.3%です。出典は西新宿ギター教室「ギター学習の壁 実態調査 2026」n=300。 譜読み(五線譜を読む練習)への取り組み (Q5・単一回答・n=300) 必要を感じながら、まだ読めていない50.3% 29.0% 17.3% 17.7% 15.3% 20.7% 取り組んで、読めるようになった 29.0% 現在取り組んでいる 17.3% 取り組んだが、挫折した 17.7% 必要は感じるが、始めていない 15.3% 取り組んだことはなく、必要も感じない 20.7% 西新宿ギター教室「ギター学習の壁 実態調査 2026」n=300

図3 数値一覧:表8

譜読みに「取り組んだことはなく、必要も感じない」と答えた方は20.7%にとどまりました。残る79.3%は、読めるようになった方か、必要を感じている方です。うち「現在取り組んでいる」「取り組んだが、挫折した」「必要は感じるが、始めていない」を合わせた151名・50.3%が、必要を感じながら、まだ読めていない状態にあります。

この割合を、ふだん最もよく使うもの別に見ると、意外な結果になりました。

ふだん最もよく使うもの別「必要を感じながら、まだ読めていない」割合(Q5×Q4・n=300) 「必要を感じながら、まだ読めていない」割合は、TAB譜が中心の方(56人)57.1%、コード譜が中心の方(109人)56.0%、演奏動画が中心の方(24人・少人数)54.2%、耳コピが中心の方(51人)49.0%、五線譜が中心の方(35人・少人数)42.9%、楽譜類は使わない方(25人・少人数)20.0%。全体は50.3%。出典は西新宿ギター教室「ギター学習の壁 実態調査 2026」n=300。 ふだん最もよく使うもの別「必要を感じながら、まだ読めていない」割合 (Q5×Q4・n=300) TAB譜が中心(56人) 57.1% コード譜が中心(109人) 56.0% 演奏動画が中心(24人・少人数) 54.2% 耳コピが中心(51人) 49.0% 五線譜が中心(35人・少人数) 42.9% 楽譜類は使わない(25人・少人数) 20.0% 全体50.3% 西新宿ギター教室「ギター学習の壁 実態調査 2026」n=300

図4 数値一覧:表14

最も高いのは、五線譜が中心の方ではなく、TAB譜が中心の方(57.1%)とコード譜が中心の方(56.0%)でした。五線譜が中心の方で低い(42.9%)のは、すでに読めるようになった方が48.6%を占めるためです。いま五線譜を使っていない方の中にも、読めるようになりたいと考えている方が多くいます。

なお、譜読みに「取り組んだが、挫折した」と答えた53名では、五線譜の読解度は「音名を一つずつ数えればわかる」が45.3%で最も多く、途中まで進んだところで止まっている様子がうかがえます。またこの53名のうち、ギターそのものの挫折・中断を経験した方は90.6%で、全体の77.7%より12.9ポイント高い結果でした。ただし、これは譜読みの挫折がギターの挫折を招いたことを示すものではありません。順序も共通の原因も本調査では判定できないため、差があったという事実のみを記載します。

Data 04楽譜

楽譜が読めないのは、あなただけではない

本ページでいう「初見」とは、初めて見る楽譜を、その場で読むことです。五線譜(ドレミの楽譜)をどの程度読めるかを聞きました。「弾けるか」ではなく、「読む力」だけを聞いています。

五線譜の読解度(Q2・単一回答・n=300) 「初見でもすらすら読める」は16.0%でおおよそ6人に1人。「ゆっくりなら読める」38.3%、「音名を一つずつ数えればわかる」22.7%、「ほとんど読めない」15.0%、「全く読めない」8.0%。出典は西新宿ギター教室「ギター学習の壁 実態調査 2026」n=300。 五線譜の読解度(Q2・単一回答・n=300) 16.0%= 6人に1人初見でもすらすら読める 16.0% 38.3% 22.7% 15.0% 8.0% 初見でもすらすら読める 16.0% ゆっくりなら読める 38.3% 音名を一つずつ数えればわかる 22.7% ほとんど読めない 15.0% 全く読めない 8.0% 西新宿ギター教室「ギター学習の壁 実態調査 2026」n=300

図5 数値一覧:表5

「初見でもすらすら読める」と答えた方は16.0%——おおよそ6人に1人です。ギターを3ヶ月以上続けた経験者に限っても、この割合です。楽譜が読めないままギターを弾いている人のほうが、ずっと多い。

あわせて、ふだんギターを弾くときに何を使っているかも聞きました。

ギターを弾くときに最もよく使うもの(Q4・単一回答・n=275) 最もよく使うものは、コード譜(歌詞+コード)39.6%、TAB譜20.4%、耳で聞き取る(耳コピ)18.5%、五線譜12.7%、演奏動画を見て真似る8.7%。Q3で楽譜類のいずれかを使うと答えた方が回答。出典は西新宿ギター教室「ギター学習の壁 実態調査 2026」n=275。 ギターを弾くときに最もよく使うもの(Q4・単一回答・n=275) Q3で楽譜類のいずれかを使うと答えた方が回答 コード譜(歌詞+コード) 39.6% TAB譜 20.4% 耳で聞き取る(耳コピ) 18.5% 五線譜 12.7% 演奏動画を見て真似る 8.7% 西新宿ギター教室「ギター学習の壁 実態調査 2026」n=275

図6 数値一覧:表7

「主に五線譜」で弾く方は12.7%でした。最も多かったのはコード譜(歌詞+コード)で39.6%。TAB譜やコード譜で不足を感じていない層が一定数いることも、この調査でわかったことの一つです。五線譜が読めなければギターが弾けない、ということではありません。

なお、コード譜(歌詞+コード)は主に弾き語りで、五線譜やTAB譜は主にソロギター・クラシックギターで使われます。どのスタイルで弾くかによって、使う楽譜は大きく変わります。

Data 05スタイル別

弾き語りとソロギターでは、使う楽譜が違う——スタイル別の集計

ギターには、歌いながらコードを弾く弾き語りと、メロディーも伴奏も一人で弾くソロギター・クラシックギターという、大きく異なるスタイルがあります。弾き語りではコード譜(歌詞+コード)が中心で、五線譜を読む必要はほとんどありません。一方、ソロギターやクラシックギターでは五線譜やTAB譜が中心になります。

本調査では演奏スタイルそのものは聞いていません。そこで、ふだん最もよく使うもの(Q4)を手がかりに、回答者を分けて集計しました。コード譜中心=主に弾き語り、五線譜・TAB譜中心=主にソロギター・クラシックギター系、という見方です(あくまで近似です。区分は集計前に固定しています)。

なお、同じ「楽譜」でも、TAB譜と五線譜では読む負荷が異なります。TAB譜は押さえる弦とフレットが数字で書かれているため、音の高さを読み取る手順がありません。五線譜は、音の高さを読み取ってから指板のどこを押さえるかを判断します。初見で読む力が問われるのは五線譜のほうです。そのため以下では、五線譜が中心の方とTAB譜が中心の方を分けて示します。

スタイル別の比較(Q4×Q2/Q8・n=300) 「初見でもすらすら読める」は、五線譜が中心の群28.6%、TAB譜が中心の群14.3%、コード譜が中心の群11.0%、耳コピ・演奏動画が中心の群22.7%で、全体は16.0%。「挫折・中断の経験」は、五線譜が中心の群77.1%、TAB譜が中心の群76.8%、コード譜が中心の群84.4%、耳コピ・演奏動画が中心の群80.0%で、全体は77.7%。群の人数は、五線譜が中心35人、TAB譜が中心56人、コード譜が中心109人、耳コピ・演奏動画が中心75人。出典は西新宿ギター教室「ギター学習の壁 実態調査 2026」n=300。 スタイル別の比較(Q4×Q2/Q8・n=300) 初見でもすらすら読める(Q2の1) 五線譜が中心(35人) 28.6% TAB譜が中心(56人) 14.3% コード譜が中心(109人) 11.0% 耳コピ・演奏動画が中心(75人) 22.7% 全体16.0% 挫折・中断の経験(Q8の1〜3) 五線譜が中心(35人) 77.1% TAB譜が中心(56人) 76.8% コード譜が中心(109人) 84.4% 耳コピ・演奏動画が中心(75人) 80.0% 全体77.7% 西新宿ギター教室「ギター学習の壁 実態調査 2026」n=300

図7 数値一覧:表15

五線譜が中心の方でも、「初見でもすらすら読める」は28.6%(35名・少人数のため参考値)。TAB譜が中心の方は14.3%でした。TAB譜は押さえる位置が数字で示されるため、五線譜を読まないままでも弾き進めることができます。五線譜が中心の方に絞っても、初見でもすらすら読める方は3割に届きません。五線譜に絞った集計は、次の節でくわしく見ます。

一方で、コード譜中心(主に弾き語り)の方の挫折・中断の経験率は84.4%と、4つの群の中で最も高くなりました。この層では最大の壁も「コードを押さえる・指の動き」が39.4%と、全体(32.7%)を上回ります。ただし、この壁は弾き語りに限りません。五線譜が中心の方でも45.7%(35名・少人数のため参考値)がこの壁を最大に挙げており、スタイルを問わず共通する壁です。

「コードを押さえる・指の動き」を最大の壁に挙げた割合(Q1×Q4・n=300) 「コードを押さえる・指の動き」を最大の壁に挙げた割合は、五線譜が中心の方(35人・少人数)45.7%、コード譜が中心の方(109人)39.4%、耳コピ・演奏動画が中心の方(75人)28.0%、TAB譜が中心の方(56人)25.0%。全体は32.7%で、スタイルを問わず共通する壁であることを示します。出典は西新宿ギター教室「ギター学習の壁 実態調査 2026」n=300。 「コードを押さえる・指の動き」を最大の壁に挙げた割合 (Q1×Q4・n=300) 五線譜が中心(35人・少人数) 45.7% コード譜が中心(109人) 39.4% 耳コピ・演奏動画が中心(75人) 28.0% TAB譜が中心(56人) 25.0% 全体32.7% 西新宿ギター教室「ギター学習の壁 実態調査 2026」n=300

図8 数値一覧:表18

なお、楽譜類を使わない方(25名・参考値)は挫折・中断の経験率が44.0%にとどまり、「特に壁は感じない」と答えた方が48.0%と最も多い層でした。

Data 06五線譜

五線譜を使っている人でも、初見ではすらすら読めない

前の節では、ふだん最もよく使うものでスタイルを分けました。ここでは視点を変えて、「五線譜を使うかどうか」で見てみます。ふだんギターを弾くときに使うもの(Q3・複数回答)で「五線譜」を選んだ方は82名、全体の27.3%でした。

五線譜を使う人の、五線譜の読解度(n=82ほか) 「初見でもすらすら読める」と「初見ではすらすら読めない」の割合。五線譜を使う82人は26.8%と73.2%、主に五線譜の35人は28.6%と71.4%、主にTAB譜の56人は14.3%と85.7%、全体300人は16.0%と84.0%。出典は西新宿ギター教室「ギター学習の壁 実態調査 2026」n=300。 五線譜を使う人の、五線譜の読解度(n=82ほか) 初見でもすらすら読める 初見ではすらすら読めない 五線譜を使う(82人) 26.8% 73.2% 73.2% 「読める」と「初見で読める」は別の力 主に五線譜(35人) 28.6% 71.4% 主にTAB譜(56人) 14.3% 85.7% 全体(300人) 16.0% 84.0% 西新宿ギター教室「ギター学習の壁 実態調査 2026」n=300

図9 数値一覧:表16

五線譜を使う82名のうち、「初見でもすらすら読める」と答えた方は26.8%でした。裏を返すと、73.2%は初見ではすらすら読めないと答えています。「主に五線譜」で弾く35名(少人数のため参考値)に限っても、すらすら読めるのは28.6%です。

五線譜を日常的に使っていても、初見でその場で読める方は3割に届きません。楽譜を「読めること」と、初見で「その場で読めること」は、別の力として分かれているように見えます。なお、主にTAB譜で弾く56名では、五線譜を初見ですらすら読める方は14.3%でした。

五線譜を使う方と使わない方では、譜読みや理論への向き合い方にも差がありました。譜読みに「取り組んで、読めるようになった」と答えた方は、五線譜を使う方で51.2%、使わない方で20.6%。音楽理論を「学んで、理解できた」は39.0%と17.0%でした(なお挫折・中断の経験率は73.2%と79.4%で、大きな差はありません)。

五線譜を使う方と使わない方の比較(n=82/218) 五線譜を使う方(82人)と使わない方(218人)の比較。譜読みに「取り組んで、読めるようになった」は51.2%と20.6%。音楽理論を「学んで、理解できた」は39.0%と17.0%。挫折・中断の経験は73.2%と79.4%。出典は西新宿ギター教室「ギター学習の壁 実態調査 2026」n=300。 五線譜を使う方と使わない方の比較(n=82/218) 五線譜を使う(82人) 使わない(218人) 譜読みに「取り組んで、読めるようになった」(Q5の1) 51.2% 20.6% 音楽理論を「学んで、理解できた」(Q6の1) 39.0% 17.0% 挫折・中断の経験(Q8の1〜3) 73.2% 79.4% 西新宿ギター教室「ギター学習の壁 実態調査 2026」n=300

図10 数値一覧:表19

ただし、これは五線譜を使うことが原因でこの差が生まれたことを示すものではありません。読めるようになったから使うようになった、という順序も同じように考えられます。本調査では因果関係は判定できないため、差があったという事実のみを記載します。

なお、五線譜を使う82名のうち、「最もよく使うのは五線譜」と答えた方は42.7%でした。残りの57.3%は、コード譜・TAB譜・耳コピ・演奏動画などを主軸にしながら、五線譜も併用しています。

五線譜を使う82名が、最もよく使うもの(Q4・n=82) 五線譜を使う82名が最もよく使うものは、五線譜42.7%、コード譜28.0%、TAB譜17.1%、耳コピ8.5%、演奏動画3.7%。五線譜以外を主軸にしながら五線譜を併用する方が過半数を占めます。出典は西新宿ギター教室「ギター学習の壁 実態調査 2026」n=300。 五線譜を使う82名が、最もよく使うもの(Q4・n=82) 3.7% 8.5% 42.7% 28.0% 17.1% 五線譜 42.7% コード譜 28.0% TAB譜 17.1% 耳コピ 8.5% 演奏動画 3.7% 西新宿ギター教室「ギター学習の壁 実態調査 2026」n=300

図11 数値一覧:表20

Data 07継続と挫折

挫折・中断を経験した人と、しなかった人は何が違ったのか

挫折・中断を経験した方(233名)と、経験のない方(67名)を分けて集計しました。

挫折・中断の経験の有無による差(Q8×Q2/Q5/Q6) 五線譜を「ゆっくりなら読める」以上は、挫折・中断の経験がない方49.3%に対し経験した方55.8%で差はマイナス6.5ポイント。譜読みに「取り組んで、読めるようになった」は経験がない方34.3%に対し経験した方27.5%で差はプラス6.8ポイント。音楽理論を「学んで、理解できた」は経験がない方28.4%に対し経験した方21.5%で差はプラス6.9ポイント。経験がない方n=67、経験した方n=233。出典は西新宿ギター教室「ギター学習の壁 実態調査 2026」n=300。 挫折・中断の経験の有無による差(Q8×Q2/Q5/Q6) 挫折・中断の経験がない方(n=67) 挫折・中断を経験した方(n=233) 五線譜を「ゆっくりなら読める」以上(Q2の1+2) 49.3% 55.8% -6.5pt 譜読みに「取り組んで、読めるようになった」(Q5の1) 34.3% 27.5% +6.8pt 音楽理論を「学んで、理解できた」(Q6の1) 28.4% 21.5% +6.9pt 西新宿ギター教室「ギター学習の壁 実態調査 2026」n=300

図12 数値一覧:表17

差は「経験がない方-経験した方」。マイナスは挫折・中断を経験した方のほうが高いことを示します。

音楽理論を「学んで、理解できた」率で6.9ptの差がありました。

また、「これがあれば挫折しにくい」と思うものを複数回答で聞いたところ、1位は時間のゆとり(39.0%)でした。

「これがあれば挫折しにくい」と思うもの(Q10・複数回答・n=300) 全体(n=300)と、挫折・中断の経験がある方(n=233)の比較。時間のゆとりは39.0%と42.1%、明確な練習メニューは35.0%と37.8%、気軽に質問できる相手は28.7%と31.8%、楽譜や理論の基礎をやさしく学べる教材は25.0%と26.2%、一緒に弾く仲間は23.7%と24.0%、特にないは12.3%と7.3%、その他は5.3%と5.6%。複数回答のため合計は100%を超えます。出典は西新宿ギター教室「ギター学習の壁 実態調査 2026」n=300。 「これがあれば挫折しにくい」と思うもの (Q10・複数回答・n=300) 全体(n=300) 挫折・中断の経験がある方(n=233) 時間のゆとり 39.0% 42.1% 明確な練習メニュー 35.0% 37.8% 気軽に質問できる相手 28.7% 31.8% 楽譜や理論の基礎をやさしく学べる教材 25.0% 26.2% 一緒に弾く仲間 23.7% 24.0% 特にない 12.3% 7.3% その他 5.3% 5.6% 西新宿ギター教室「ギター学習の壁 実態調査 2026」n=300

図13 数値一覧:表13

Data 08集計表

集計表(全設問・クロス集計)

スクリーニングを含む全13問の単純集計と、本文で用いたクロス集計を、すべてここに掲載します。

単純集計

表1 SC1. あなたはギターを3ヶ月以上、継続して練習した経験がありますか(アコースティック・エレキ・クラシックいずれも含む)
選択肢回答数(人)回答比率
現在も弾いている165人5.5%
以前弾いていたが、この1年はほとんど弾いていない299人10.0%
触ったことはあるが、継続して練習したことはない447人14.9%
弾いたことはない2,089人69.6%

(SC1・単一回答・スクリーニング回答者 n=3,000。本調査は、このうちギターを3ヶ月以上継続して練習した経験のある方464名から、300名の回答を得て実施しました。冒頭の内訳113名・187名は、本調査回答者のものです)

表2 SC2. ギターの習い方として当てはまるものをすべて
選択肢回答数(人)回答比率
独学(本・動画・アプリなど)219人73.0%
教室・レッスンに通った(通っている)74人24.7%
学校の部活・授業44人14.7%
友人・家族に教わった64人21.3%
その他3人1.0%
ギターを弾いたことはない0人0.0%

(SC2・複数回答・本調査回答者 n=300・複数回答のため合計は100%を超えます)

表3 SC3. ギター歴(通算・ブランク除く)
選択肢回答数(人)回答比率
1年未満21人7.0%
1年以上3年未満84人28.0%
3年以上10年未満89人29.7%
10年以上106人35.3%
弾いたことはない0人0.0%

(SC3・単一回答・本調査回答者 n=300)

表4 Q1. あなた自身にとって、ギター上達の最大の壁だと感じるものを1つ
選択肢順位回答数(人)回答比率
コードを押さえる・指の動き1位98人32.7%
練習時間の確保2位39人13.0%
モチベーションの維持3位35人11.7%
特に壁は感じない4位28人9.3%
何を練習すればいいかわからない5位25人8.3%
楽譜(五線譜)が読めない6位23人7.7%
音楽理論がわからない7位(同率)17人5.7%
耳コピ・音感7位(同率)17人5.7%
リズム感9位14人4.7%
その他10位4人1.3%

(Q1・単一回答・選択肢はランダム表示・n=300)

表5 Q2. 五線譜(ドレミの楽譜)をどの程度読めますか(「弾ける」は問わない・読む力だけ)
選択肢回答数(人)回答比率
初見でもすらすら読める48人16.0%
ゆっくりなら読める115人38.3%
音名を一つずつ数えればわかる68人22.7%
ほとんど読めない45人15.0%
全く読めない24人8.0%

(Q2・単一回答・n=300)

表6 Q3. ギターを弾くとき、使うことがあるものをすべて
選択肢回答数(人)回答比率
TAB譜99人33.0%
五線譜82人27.3%
コード譜(歌詞+コード)167人55.7%
演奏動画を見て真似る62人20.7%
耳で聞き取る(耳コピ)109人36.3%
楽譜類は使わない25人8.3%

(Q3・複数回答・n=300・複数回答のため合計は100%を超えます)

表7 Q4. その中で最もよく使うものを1つ
選択肢回答数(人)回答比率
TAB譜56人20.4%
五線譜35人12.7%
コード譜(歌詞+コード)109人39.6%
演奏動画を見て真似る24人8.7%
耳で聞き取る(耳コピ)51人18.5%

(Q4・単一回答・Q3で楽譜類のいずれかを使うと答えた方が回答・n=275)

表8 Q5. 譜読み(五線譜を読む練習)への取り組み
選択肢回答数(人)回答比率
取り組んで、読めるようになった87人29.0%
現在取り組んでいる52人17.3%
取り組んだが、挫折した53人17.7%
必要は感じるが、始めていない46人15.3%
取り組んだことはなく、必要も感じない62人20.7%

(Q5・単一回答・n=300)

表9 Q6. 音楽理論(音程・コード・キー・スケールなど)の学習
選択肢回答数(人)回答比率
学んで、理解できた69人23.0%
現在も学んでいる69人23.0%
学ぼうとしたが、挫折した52人17.3%
学びたいが、手を付けていない64人21.3%
興味がない46人15.3%

(Q6・単一回答・n=300)

表10 Q7. 音楽理論について、当てはまると感じるものがあれば全て
選択肢回答数(人)回答比率
用語が難しい59人19.7%
本や動画の説明が、実際の音と結びつかない60人20.0%
覚えることが多すぎる86人28.7%
どこから始めればいいかわからない75人25.0%
演奏・練習との関係がわからない57人19.0%
特にハードルは感じない32人10.7%
わからない・考えたことがない52人17.3%

(Q7・複数回答・n=300・複数回答のため合計は100%を超えます)

表11 Q8. ギターの練習で挫折・中断の経験
選択肢回答数(人)回答比率
挫折して、やめた100人33.3%
中断したが、再開した75人25.0%
挫折しかけたが、続けた58人19.3%
挫折・中断したことはない67人22.3%

(Q8・単一回答・n=300。比率は小数第2位を四捨五入しているため、内訳の和と合計が一致しない場合があります。挫折・中断の経験計は233人/300人=77.7%)

表12 Q9. 挫折・中断の最大の理由を1つ
選択肢回答数(人)回答比率
上達を感じられなかった52人22.3%
コードが押さえられない・指が痛い59人25.3%
楽譜が読めなかった14人6.0%
音楽理論がわからなかった26人11.2%
時間がなくなった59人25.3%
飽きた14人6.0%
その他9人3.9%
該当しない(挫折・中断の経験はない)0人0.0%

(Q9・単一回答・n=233)

表13 Q10. ギターを続ける上で「これがあれば挫折しにくい」と思うものをすべて
選択肢全体うち挫折・中断経験者
時間のゆとり39.0%42.1%
明確な練習メニュー35.0%37.8%
気軽に質問できる相手28.7%31.8%
楽譜や理論の基礎をやさしく学べる教材25.0%26.2%
一緒に弾く仲間23.7%24.0%
特にない12.3%7.3%
その他5.3%5.6%

(Q10・複数回答・全体 n=300/挫折・中断経験者 n=233・複数回答のため合計は100%を超えます)

クロス集計

表14 ふだん最もよく使うもの別「必要を感じながら、まだ読めていない」割合
主に使うもの必要を感じながら、まだ読めていない
TAB譜が中心(56人)57.1%
コード譜が中心(109人)56.0%
演奏動画が中心(24人・少人数)54.2%
耳コピが中心(51人)49.0%
五線譜が中心(35人・少人数)42.9%
楽譜類は使わない(25人・少人数)20.0%

(Q5×Q4のクロス集計・n=300。「必要を感じながら、まだ読めていない」はQ5で「現在取り組んでいる」「取り組んだが、挫折した」「必要は感じるが、始めていない」と答えた方の合計です)

表15 ふだん最もよく使うもの(Q4)による群別集計
初見でもすらすら読めるゆっくりなら読める以上挫折・中断の経験
五線譜が中心(35人・少人数・主にソロギター・クラシック系)28.6%71.4%77.1%
TAB譜が中心(56人・主にソロギター・クラシック系)14.3%44.6%76.8%
コード譜が中心(109人・主に弾き語り)11.0%56.0%84.4%
耳コピ・演奏動画が中心(75人)22.7%60.0%80.0%
楽譜類は使わない(25人・参考)4.0%28.0%44.0%
全体(300人)16.0%54.3%77.7%

(Q4×Q2/Q8のクロス集計・n=300。「楽譜類は使わない」はQ4に回答していない方で、少人数のため参考値です)

表16 五線譜を使うかどうかによる比較
初見でもすらすら読めるゆっくりなら読める以上初見ではすらすら読めない
五線譜を使う(82人)26.8%76.8%73.2%
主に五線譜(35人・少人数)28.6%71.4%71.4%
主にTAB譜(56人)14.3%44.6%85.7%
五線譜を使わない(218人)11.9%45.9%88.1%
全体(300人)16.0%54.3%84.0%

(Q3・Q4×Q2のクロス集計・n=300。「初見ではすらすら読めない」は「ゆっくりなら読める」以下の合計です)

表17 挫折・中断の経験の有無別の比較(Q8×Q2/Q5/Q6)
指標挫折・中断を経験した方(Q8で1〜3)挫折・中断の経験がない方(Q8で4)
五線譜を「ゆっくりなら読める」以上(Q2の1+2)55.8%49.3%-6.5pt
譜読みに「取り組んで、読めるようになった」(Q5の1)27.5%34.3%+6.8pt
音楽理論を「学んで、理解できた」(Q6の1)21.5%28.4%+6.9pt

(Q8×Q2/Q5/Q6のクロス集計・挫折・中断を経験した方 n=233/挫折・中断の経験がない方 n=67・差は「経験がない方-経験した方」)

表18 「コードを押さえる・指の動き」を最大の壁に挙げた割合(Q1×Q4)
割合
五線譜が中心(35人・少人数)45.7%
コード譜が中心(109人)39.4%
耳コピ・演奏動画が中心(75人)28.0%
TAB譜が中心(56人)25.0%
全体(300人)32.7%

(Q1×Q4のクロス集計・n=300。五線譜が中心は35名、耳コピ・演奏動画が中心は75名です)

表19 五線譜を使う方と使わない方の比較
指標五線譜を使う(82人)使わない(218人)
譜読みに「取り組んで、読めるようになった」51.2%20.6%
音楽理論を「学んで、理解できた」39.0%17.0%
挫折・中断の経験73.2%79.4%

(Q3×Q5/Q6/Q8のクロス集計・n=300)

表20 五線譜を使う82名が、最もよく使うもの
最もよく使うもの人数割合
五線譜35人42.7%
コード譜23人28.0%
TAB譜14人17.1%
耳コピ7人8.5%
演奏動画3人3.7%

(Q3で五線譜を選んだ82名のQ4内訳)

  • 本調査のスクリーニングでは、ギターを3ヶ月以上継続して練習した経験がある方は回答者全体の15.5%でした。
  • 音楽理論の学習に一度決着がついた方(「学んで、理解できた」+「学ぼうとしたが、挫折した」)のうち、挫折した方は43.0%でした(分母n=121)。

Summaryまとめ

まとめ

本調査でわかったことを、あらためて整理します。

  • ギターを3ヶ月以上続けた経験のある方でも、77.7%が挫折・中断を経験していました。「挫折して、やめた」は33.3%です。ただしこの数字は「3ヶ月続いた人でも、その後これだけの割合が挫折や中断を経験する」という意味であり、よく知られる「初心者の90%が1年以内にやめる」という言説とは対象も定義も異なります。
  • 上達の最大の壁として最も多く挙げられたのは「コードを押さえる・指の動き」で32.7%でした。「楽譜(五線譜)が読めない」は6位・7.7%です。
  • 一方で、譜読みに「取り組んだことはなく、必要も感じない」と答えた方は20.7%にとどまり、50.3%が「必要を感じながら、まだ読めていない」状態にありました。最大の壁として挙げる方は多くないものの、必要性は広く認識されています。
  • 五線譜を「初見でもすらすら読める」方は16.0%——おおよそ6人に1人でした。五線譜を使う方(82名)に限っても26.8%で、73.2%は初見ではすらすら読めないと答えています。
  • 「楽譜が読める」ことと「初見で読める」ことは、別の力です。TAB譜は押さえる位置が数字で示されるため、音の高さを読み取る手順がありません。初見で読む力が問われるのは五線譜のほうで、その五線譜を日常的に使う方でも、7割超が初見ではすらすら読めないと答えています。
  • 弾き語りとソロギターでは、使う楽譜も、つまずく場所も違いました。コード譜が中心の方は挫折・中断の経験が84.4%と最も高く、最大の壁も「コードを押さえる・指の動き」が39.4%と全体(32.7%)より高くなっています。
  • 「必要を感じながら、まだ読めていない」割合が最も高かったのは、五線譜が中心の方ではなく、TAB譜が中心の方(57.1%)とコード譜が中心の方(56.0%)でした。

調査結果の解釈について(西新宿ギター教室の見解)

ここからは調査で得られた数字ではなく、レッスンの現場から見た解釈です。譜読みの必要を感じながら、まだ読めていない方が半数を占めること。そして「必要を感じながら、まだ読めていない」割合が五線譜を使う方よりTAB譜・コード譜を使う方で高いこと。これらは、五線譜が読めないために、TAB譜やコード譜を選んでいるという順序を示している可能性があると考えています。ただし、本調査ではその順序までは確かめていません。数字が示しているのは、必要を感じながら読めていない方が多い、という事実までです。

数字はいずれも本調査の回答者に関するものです。日本のギター経験者全体の割合を示すものではありません。

また本調査は、ある項目と別の項目のあいだに差があったことを示すものであり、その差が生まれた原因を判定するものではありません。

Method調査方法

調査の方法と、数字の扱いについて

  • 調査名: ギター学習の壁 実態調査 2026
  • 調査主体: 西新宿ギター教室(東京都新宿区・講師 鎌田孝博)
  • 調査方法: セルフ型アンケートツール「Freeasy」を利用したインターネット調査
  • 調査対象: ギターを3ヶ月以上継続して練習した経験のある全国の20〜60代 300名
  • 有効回答数: 300
    回答の論理矛盾は、設問の分岐・選択肢連動により構造的に排除しています。回答所要時間による機械的な除外は、ローデータに所要時間が含まれないため行っていません(有効回答=回収全数の300名)。
  • 調査期間: 2026年8月3日〜8月4日(スクリーニング調査8月3日・本調査8月4日)

数字の扱いについて、2点を先に決めてから調査を行いました。

  1. 見出しに使う数値の算出式(分子・分母)は、配信前に設計書で固定しました。 集計後に都合のよい数字を選ぶ「後出し」をしないためです。
  2. 回答バイアスを避けるため、配信タイトルは「音楽・楽器に関するアンケート」という中立な表現にし、設問の選択肢はランダム表示にしました(順序に意味のある設問を除く)。

数字はいずれも本調査の回答者に関するものです。日本のギター経験者全体の割合を示すものではありません。

Citation引用・転載

引用・転載について

本ページの数字・表・グラフの引用・転載には、次の2点が必須条件です。

  • 1. 出典を明記すること
    表記例: 出典:「ギター学習の壁 実態調査 2026」(西新宿ギター教室)
  • 2. 本ページへのリンクを設置すること
    https://shinjuku-guitar.jp/guitar-survey/

この2点を満たす場合に限り、事前のご連絡なく自由にご利用いただけます。出典の記載のみでリンクのない転載、リンクのみで出典のない引用は、いずれも許可しておりません。

  • 表の再作成・グラフ化、図版の転載も自由です(同じ2点の条件のもとで)
  • ローデータの提供・追加のクロス集計・取材は、下記の連絡先までお気軽にどうぞ

Why調査の理由

この調査を行った理由

西新宿ギター教室は、初見——初めて見る楽譜を、その場で読んで弾く練習——をレッスンの柱にしてきた教室です。五線譜が読めるようになって弾ける曲が広がっていく生徒さんの変化を、レッスンのたびに見てきました。

一方で、ギターを練習している方の大半は教室に通っていません(本調査でも、教室・レッスンに通った(通っている)方は24.7%でした)。レッスンで見てきたつまずきが教室の外の方にも共通するのかを数字で確かめたくて、この調査を行いました。

同じ壁に向けて作ってきたものも、あわせて公開しています。

Author制作者

制作者

鎌田孝博(かまだ たかひろ/Takahiro Kamada)

クラシックギターを専門に、アコースティックギター、ウクレレも教えるギター講師。指導歴13年。東京・西新宿と埼玉・加須の2教室で教えるほか、昭和楽器のギター教室講師も務める。

レッスンの柱は、初見——初めて見る楽譜を、その場で読んで弾く練習。生徒の多くは楽譜が読めない状態からギターを始めており、譜面が読めるようになって弾ける曲が広がっていく過程を、13年見続けてきた。その練習を自宅でも繰り返せるように、無料アプリ「ギタトレ!」と練習曲集「ギタトレ!ドリル」を自作している。

ベネズエラの民族楽器クアトロも演奏し、2025年にはエディクソン・ルイスとも共演した。

本件に関するお問い合わせ
西新宿ギター教室 鎌田孝博/g.taka.hiro0704@gmail.com/https://shinjuku-guitar.jp/

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本調査では、最大の壁の1位は「コードを押さえる・指の動き」(32.7%)でした。一方で、50.3%の方が譜読みに「必要を感じながら、まだ読めていない」状態にあり、五線譜を使う方でも73.2%は初見ではすらすら読めていません。この「読む力」の壁に向けて、西新宿ギター教室(東京都新宿区)では初見の練習を柱にしたレッスンを行い、その練習を自宅でも続けられるように、無料のアプリと教材を公開しています。