「昔ギターを買ったけど、押し入れに眠っている」
こういう話はよく聞きます。やりたい気持ちはあったのに、いつの間にか触らなくなってしまった。ギターで挫折する人と、続けられる人は何が違うのでしょうか。
挫折しやすいのは「3ヶ月目」
最初の1〜2ヶ月は新鮮さがあります。初めてコードが鳴った、簡単なフレーズが弾けた——小さな成功体験が続くので楽しい時期です。
危ないのは3ヶ月目あたりです。
新鮮さが薄れ、でもまだ「1曲弾ける」レベルには達していない。練習しても成長を感じにくくなる。この「伸びている実感がない時期」に、多くの人が離れてしまいます。
逆に言えば、この壁を越えればギターはぐっと楽しくなります。
ギターが続かない人の3つの共通点
1. 完璧を求めすぎる
大人に多いパターンです。「ちゃんと弾けないとダメ」「音がきれいに鳴らないとダメ」と最初から完璧を目指してしまう。
でも初心者のうちは、コードを押さえるだけで指が痛いし、音もきれいに鳴りません。それが普通です。
「できないのは当たり前です。今までやったことないじゃないですか」——私はいつも生徒さんにこう伝えています。
2. 練習時間が確保できず、罪悪感で離れる
これが一番多いかもしれません。
「毎日練習しなきゃ」と思っているのに時間が取れない。できなかった日が続くと罪悪感が生まれ、いつの間にかギターに触らなくなる。
でも、毎日練習しなくても上達はできます。当教室の社会人の生徒さんの多くは、自宅練習がほぼできない状態で月2回通っています。それでも着実に上達しています。
大事なのは「練習しなきゃ」ではなく、ギターとの接点を切らさないことです。
3. 一人で悩みを抱え込む
独学の場合、「何が問題なのかわからない」という壁にぶつかります。
指は動くのにリズムが合わない、コードは押さえているのに音が鳴らない。原因がわからないまま練習しても改善しません。そして「自分には向いていない」と結論づけてしまいます。
多くの場合、問題は才能ではなくフォームの癖や力の入れ方です。誰かに見てもらえばすぐ解決することがほとんどです。
続けられる人に共通すること
「この人に習いたい」と思える先生を見つけている人が長続きします。
技術ももちろん大事ですが、それ以上に「信頼できるか」「レッスンが楽しみか」が大きいです。忙しくても「レッスンの日だけは行こう」と思える関係性があれば、自然と続いていきます。
当教室の退会率について
現在、約30名の生徒さんに通っていただいていますが、退会された方は2名だけです。
1名は遠方の学校に通うことになったため、もう1名は家庭の事情でした。いずれも「ギターが嫌になった」という理由ではありません。
休会される方はいます。受験、留学、就職——人生の節目で一時的にお休みする方はいますが、落ち着いたら戻ってきてくれます。
当教室のコンセプトは「やめない。」です。
「絶対にやめるな」という意味ではありません。忙しいときは休んでいい、練習できなくてもいい。でも、ギターとの関係は切らないでほしい。そういう想いを込めています。
挫折しそうなときに思い出してほしいこと
「上達している実感がない時期」は必ず来ます。
でもそれは上達していないのではなく、上達に気づけていないだけです。先月弾けなかったコードが今は押さえられている。テンポが少し安定してきた。そうした小さな変化は一人ではなかなか気づけません。
もし今、続けるか迷っているなら、やめる前に一度誰かに相談してみてください。
体験レッスン
「一度挫折したけど、もう一度やってみたい」「続けられるか不安」——そんな方こそ体験レッスンにお越しください。60分の無料体験で、あなたに合った進め方をご提案します。手ぶらで大丈夫です。