「どのくらいで弾けるようになりますか?」
体験レッスンで一番多い質問です。
弾き語りなら3ヶ月、クラシックギターなら1年。これが私の目安です。
ただし、練習量やレッスン頻度で変わります。月2回だと前回の内容を忘れがちで進みがゆっくりに。月3回だと忘れにくく、サクサク進みます。
弾き語りの上達スケジュール
当教室では、弾き語りの生徒さんに最初の5曲を課題曲として出しています。
1曲目:「ルージュの伝言」(荒井由実) → 弾き語りの基本
2曲目:「Stand By Me」(Ben E. King) → リズムの変化
3曲目:「乾杯」(長渕剛) → コードチェンジの安定
4曲目:「夢の中へ」(井上陽水) → ストロークの幅
5曲目:「チェリー」(スピッツ) → 実践的な弾き語り
好きな曲をすぐやりたい気持ちはわかります。でもこの順番が一番早く上達することがわかっています。
1ヶ月目:コードの押さえ方を覚える。指が痛い時期。
2ヶ月目:ストロークで音が出る。コードチェンジに苦戦。
3ヶ月目:コードチェンジがスムーズに。早い人はここで弾き語りの形になる。
4〜6ヶ月目:好きな曲に取り組み始める。
6ヶ月〜1年:レパートリーが増える。
クラシックギターの上達スケジュール
クラシックギターの独奏は、右手と左手が別々に動きます。これは連立方程式のようなものです。
でも私たちも、いきなり連立方程式を解いたわけじゃない。足し算→引き算→掛け算→分数……と順番に積み上げてきた。ギターも同じです。
しかも学習は一直線には進みません。新しいことを学んだら、前に戻って復習し、また進む。螺旋階段のように、同じ場所を通っているように見えて、実は一段ずつ上がっている。基礎に戻るのは後退じゃなく、深い理解への前進です。
1〜2ヶ月目:楽譜の読み方、右手の基本。
3ヶ月目:楽譜がなんとなく読める。簡単なメロディが弾ける。
4〜6ヶ月目:右手と左手の独立に慣れる。二声の曲に挑戦。
6ヶ月〜1年:初級の曲を楽譜を見ながら弾ける。
1年後:初見ができるようになる。人前で弾けるレベルに。
実際の生徒さんのエピソード
1ヶ月でライブ成功
「1ヶ月後にライブで弾き語りしたい」と入会。自宅で毎日2時間練習し、週2〜3回レッスンに通った結果、本番を見事に成功させました。
小学生が3週間で卒業イベント伴奏
完全初心者の小学生。卒業イベントという期限があったから集中できた。3週間でステージに立ちました。
8ヶ月であいみょん「マリーゴールド」弾き語り
完全初心者のN・Kさん。学校の授業で発表するという目標に向けて8ヶ月で達成。
72歳で発表会デビュー
楽譜もギターも初めて。1年間通って、発表会でクラシックギター独奏を披露しました。
上達が早い人と遅い人の違い
練習量です。
自宅で練習してレッスンにも来る人は飛躍的に伸びます。一方、月2回のレッスンだけで練習できない人でも、止まることはありません。遅くても確実に前に進みます。